令和5年度の取り組み紹介

三島市では「ウェルビーイング」という概念を街づくりに生かし、より楽しく元気な地域づくりを進めています。

「ウェルビーイング」とは?

私たちのウェルビーイング 

「ウェルビーイングとはなんだろう?」耳馴染みの無い言葉と思われる方もいらっしゃるかもしれません。「ウェルビーイング」とは「身体的、精神的、社会的に良好で満たされた状態」を指し「幸せ」とも訳されます。この幸せとは「友達と遊んで楽しかった」とか「さっき見た映画が面白かった」とかのような刹那的な感情ではなく、心や体の健康や安心などより広い意味でとらえる長期的なスパンの幸せを指します。

ウェルビーイング講演会

 令和5年12月7日(木)に市民文化会館にて、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授でウェルビーイングについて研究されている前野隆司さんを講師にお招きして、地域のウェルビーイングに関する講演会を行い、約200名の受講者の皆さんが話に耳を傾けました。
講演会の後には、三島市、三島市自治会連合会、三島商工会議所の3者で、地域全体で「ウェルビーイング」に取り組む『めざせ!ウェルビーイング宣言』を実施しました。
  • 前野隆司先生(講演会)
    前野先生の講演会の様子
  • めざせ!ウェルビーイング宣言の写真

    「めざせ!ウェルビーイング宣言」の様子

三島市公式ウェルビーイングアドバイザーからのメッセージ

 三島という美しくて文化のある素敵な場所で、「ウェルビーイング宣言」。 ウェルビーイングを高めるまちづくりをしてくださること、非常に応援しています。 ぜひウェルビーイングというのは幸せで健康でいいことだらけですから、皆さんウェルビーイン グ宣言のもとでウェルビーイングなまちづくりをしてください。応援しています。

  • 前野隆司先生
    慶應義塾大学大学院教授 前野隆司さん

ウェルビーイングミーティング

 令和5年11月と、令和6年1月~2月にかけて、市内6地区で地域のウェルビーイングについて考える会議「ウェルビーイングミーティング」を行いました。 会議ではふせんを使って「自分の幸せ」や「自分の夢」を話し合い、それに周りの人が「お手伝いできること」や「アドバイス」をしていきました。その上で「地域の幸せ」についても話し合い、活発に意見交換がされていました。いずれの会場でも笑顔と活発な意見であふれ、活気のある会議となりました。  ワークショップでは、たくさんの意見がさくらの花びらに見立てたふせんに記載され、模造紙に満開のさくらが咲きました。
  • ワークショップで完成した幸せの三島ざくら
    ワークショップで完成した三島ざくら
  • ミーティング記念写真
    ある会場での記念撮影

広報みしま令和6年3月15日号